数日前、長男の今後について学校でカウンセラーと話をした。
本当はもっと早くに動かなければいけなかったのかも知れない。
やっと新生活が定着し始めたところで、まだまだバタバタとしていて、なかなか難しかった。
思ってた以上に幸せでもあるけれど、
思ってた以上にやっぱり大変なの。
話している途中いつもながら何度も泣きそうになって、
だけど、ちゃんと我慢出来た。
泣いてしまうと、どんどん弱くなっていきそうで怖い。
だけど、辛くて泣きそうになるんじゃなくて、
溢れる希望で泣きそうになった。
障害があるからこそ、たくさんの事を諦めなくちゃいけないって思っていた。
実際、学力を伸ばす事なんて諦めている。
あたしがしなくちゃいけない事は、彼がいつか自立する為の支え。
他の子ども達と何ら変わりは無い。
ほんの少し、変化球が多いってだけで、頑張ればホームランだって打てるんだから。
話をしてみて、思っていた以上にたくさんの方法があった。
可能性もいっぱい。
だから夢もいっぱいなのだ。
たくさん芽を摘まなくちゃいけないって思っていた部分もあった。
だけど、摘んでも摘んでもたくさん芽が出てきて、
今は気付けば、
ほら、こんなにもいっぱい芽が出てるやん!ってそんな気分になった。
将来はお花畑だよ。
彼の人生、工事中の道みたい。
引き返したり、わき道を通ったり・・。
だけど、それでもちゃんと目的地にたどり着けるんだよね。
だって、道はたくさんあるんだから。
ちょっとぐらい遠回りしたっていい。
スマートにナビゲート出来る、そんな彼の人生の補佐人でありたい。
「かあちゃん!近道しようぜ!」
ある時のジョギング中、長男はそう言って嬉しそうに方向を指差した。
「そっち立ち入り禁止やで!」あたしがそう言うと、
「じゃあ、『座り入り』すりゃあ良いんだな!」
真面目な顔でしゃがんでカニ歩きをする彼を見て、
本当にこの子は神の子だなって思った。
「座っても入っちゃ駄目だよww」
笑うあたしを見て、長男もすごく笑ってた。
「かあちゃんも座り入りしろよ!」
「危ないから入っちゃいけないって意味やで。」
「なんだそういう事か!だったら『入ったら危ないです』って書いとけよ!」
彼の言う通り。
世の中にはややこしい事が多いんだ。
母もよくわからないよ。
だけど、ややこしいから面白い事もある。
この面白さを、どんな風にしたら伝えられるんだろう。
それもまたややこしい、だけど、
きっと楽しいよ。
なんてったって、目的地はお花畑だもんね。